Underground Unplugged Vol.1(SuperDeluxe)【7/11 加筆】

oceanlaneCopelandThe Beautiful Losers*1の3バンドによるアコースティックライブのイベントでした。
それぞれの感想を。


OCEANLANE
OCEANLANEのライブを見るのは、去年11月のThe Stillsのサポート、3月のINDEPENDENCE-Dに続いて3回目。
The Stillsのサポートの時なんて、気弱な感じでほとんど印象に残らなかったのに(失礼)、ツアーやいろいろな来日公演のサポートをやったことで成長したのか、どんどん力強くなっていますね。oasisの‘Cast No Shadow’のカバーもすごい良かった。
開場のときにもらったチラシに、11月2日に2ndアルバムを発売予定で、11月22日に渋谷のクアトロでライブをやると書かれているので、行こうかな。


Copeland
いよいよ待望の日本初ライブですよ。う、嬉しい……。
最初の方は、Aaronの高音部の声が出なかったりキーを下げてたりして、「だ、大丈夫か?」と心配しましたが、徐々に持ち直してホッと一安心。椅子の上で体を揺らしながら熱唱してくれて、細身でそんなに大柄でもないのに、椅子が窮屈そうでした。
Copelandについての文章でよく引用される「ギターやピアノだけでも、曲は同じように物語るか?」というテストに合格した曲は、アコースティックでももちろん綺麗で、それにAaronの美しい声が加わって鬼に金棒だよなぁ、としみじみ思いました。


ところで、ライブを始める前に、司会のブライアン・バートン・ルイスが「AaronがOCEANLANEのライブを見てて、観客が静かなのに驚いてた」と言ってたけど、アコースティックライブなら「じっと静かに曲を聴いて、曲が終わったら拍手」のパターンが多いからなぁ。MCの時も、面白いところで笑ったり、ステージから質問されたら答えるくらいで、外国人みたいに観客の方からステージに話しかけることはあまりないし。
1月のaqualungのライブもそんな感じで、Mattは「見かけは静かでも観客は楽しんでいる」とわかっていたみたいだけど、Aaronはどうだろう? とちょっと不安だったものの、everblooming様のレポによると、杞憂だったみたいでよかったよかった。


The Beautiful Losers
インド系カナダ人のRaj(Vo)とサンフランシスコ出身のBrett(G)のユニット。といっても、活動の拠点は日本で、それぞれソロでもかなりキャリアがあります。今回は、ベース、バイオリン、太鼓*2のサポートが入ってました。
ゆったりしたメロディーで肩の力を抜いたような曲が多くて、ちょっとフォークっぽいけど、バイオリンや太鼓がアクセントになっていて、Brettのギターソロもあるし、フォークと民族音楽とロックのごった煮という感じで面白かったです。フジロック3日目のGypsy Avalonに出演するそうで、自然の中で聴いたらさらに楽しいだろうなぁ。


ライブが終わった後、物販の横でAaronのサイン会&携帯写真撮影会みたいになっていて、私もサインしてもらいました。「明日もクアトロに行く」と言うとすごい喜んでくれて、こっちも嬉しかったです。

*1:リンク先は音が出ます

*2:家に帰って調べたら、インドネシアジェンペに形が似ていると思うけど、違うかも