今日の買い物

世界の片隅で「Amazonギフト券欲しい!」とさけぶ(古っ)。

銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫)

銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫)

宇宙の果てのレストラン (河出文庫)

宇宙の果てのレストラン (河出文庫)

radioheadの‘Paranoid Android’の元ネタのMarvin The Paranoid Androidが登場するSFです。
翻訳は新潮文庫から出ていたものの、長い間絶版になっていました。「銀河ヒッチハイク・ガイド」は復刊ドットコムで一度復刊されたけれど、文庫にしてはすごい高かったし。でも、映画*1が9月10日から日本公開されるのに合わせて新訳版が河出文庫から出ました。
今までの小説の出版についてや映画のことは、2月10日の日記に少し詳しく書いてます。そちらも参考にしてください。
とりあえず、「銀河ヒッチハイク・ガイド」を読み終わりました。「なんだそりゃ!?」という不条理でヘンなことが次々に起こって、面白かったです。
帯や裏表紙のあらすじに「SFコメディ」と書かれていますが、「ゲラゲラ」ではなく「プッ」とか「クスクス」みたいな笑いなので、もしかしたら好き嫌いが割れるかも。難しいことは考えずに、突然宇宙に放り出されてしまった主人公と同じようにストーリーに身をまかせて振り回されると楽しめると思います。
Paranoid Androidことマーヴィンは、いつも暗くて「気が滅入る」「わたしに人生を語らないでください」が口癖のようで、うっとおしいところもあるけれど気にかかる存在です。

*1:オフィシャルサイト http://www.movies.co.jp/h2g2/