aqualung(渋谷クラブクアトロ)*6
年末から風邪をひいてて、突発的にのどがむずむずして咳が止まらなくなる*1という、ライブでは大ひんしゅくの症状のため、整理番号は割と良かったですが後ろの方で見ることにしました。
おまけに、アルバム2枚の国内盤は発売日に買ったものの、いろいろあってあまり聴き込めないうちにライブ当日になってしまい、心身ともに不安を抱えて開演を待つハメに。反省……。
aqualungの正式なメンバーはMatt Halesのみで、ライブではサポートメンバーが入ってバンド編成になるそうですが、今回はMattと弟のBenの2人でのライブでした。
生で聴くMattの歌声は、CDから想像していたよりも力強く、彼が歌いながら演奏するキーボードもただの伴奏ではなく、歌と同じくらいの重要度を持っていて、2人だけでも音が貧弱ということは全くなかったです。
サポートのBenは、ギターの他に鍵盤ハーモニカや西洋版のお琴みたいな謎の楽器ペダルスティール*2にコーラスをこなして、Mattとの息もぴったり。ギターはうまいし、コーラスは透き通るような綺麗な声で、私が一番好きな曲の‘easier to lie’のハモリに聴き惚れました。
MattのMCは、すぐに言葉につまったりしてちょっと危なっかしい感じ。もともと口下手なのか、もしかして緊張していた? でも、10年くらい前からMattのファンの日本の女性がちょうどお誕生日だったそうで、日本語で「お誕生日おめでとう」と言った後、aqualungの前にBenとやっていたバンド The 45sの曲を演奏したり*3、MC中に席を立って柱が邪魔でステージが見えにくい観客に向かって挨拶するなど、かなり誠実そうな好青年でした。
観客は、曲調や日本初ライブだからか、じっと動かず静かに聴き入っている人が多かったと思います。曲が終わった後の拍手や歓声以外はあまりリアクションがなくて、「演奏しにくくないかなぁ」と心配になったり。でも、最後の方にMattは「今日は良かった。どうもありがとう」というようなことを言って*4、「rockin' on」のサイトのEDITOR'S DIARYにも
ライヴの後、メガネのマット君と少し話もしたのですが、彼も日本のオーディエンスが最後の残響の1音まで聴き逃すまいとしている様子にギヤが入ったようで、いいライヴになったと言っておりました。
と書かれていてホッとしました。
フルバンド編成のライブも見たいなぁ。早くまた来日してほしいです。フェスは行けない可能性が高いので、単独来日を〜!
♪Set List♪
- halfway to the bottom
- left behind
- can't get you out of my mind
- tongue tied
- extra ordinary thing
- strange and beautiful
- breaking my heart again
- good times Gonna Come
- easier to lie
- i thought you'd never ask(The 45sの曲)
- another little hole
- brighter than sunshine
<アンコール>
- nowhere
- good goodnight
- if i fall
(Set Listは、A Life Less Ordinary 〜洋楽好きの日常〜様を参考にさせていただきました)
*1:予測・予防はほぼ不可能
*2:A Life Less Ordinary 〜洋楽好きの日常〜様の右の記事をご参照ください。http://blog.drecom.jp/lucie-vp/archive/218 【2/8追記】
*3:演奏中、Benがニコニコすごい楽しそうに笑ってました
*4:たと思う。記憶があいまいですみません