BEST OF 2005(長いです)
TMQ-WEB様のアンケート企画です。昨年も答えたのですが、今年はトラックバックでの参加もOKということなので、これへの答えで昨年のまとめに代えたいと思います。
各項目とも順位は付けられないので、ミュージシャンのアルファベットまたは日付順です。
ALBUM OF 2005
洋邦一切問わず。今年2005年1月1日〜12月31日の間にリリースされた国内盤/輸入盤の新譜(ベスト盤・ライヴ盤・未発表音源集等及びネット配信アルバムを含む。過去に一度リリースされた作品の再発・リマスター盤は除く)の中から、あなたが「これだ!」と思う10枚
- 「The Arcade Fire/Funeral」
- 「Copeland/In Motion」
- 「Eskju Divine/Come And Join Close Your Eyes Become Blind We're On Our Way To Eskju Divine」
- 「Feeder/Pushing The Senses」
- 「Hammock/Kenotic」
- 「nine inch nails/With Teeth」
- 「oasis/Don’t Believe The Truth」
- 「Saxon Shore/The Exquisite Death Of Saxon Shore」
- 「Sigur Ros/Takk…」
- 「The Tears/Here Come The Tears」
今までこの日記でほとんど触れなかったアルバムについて、ここでご紹介。
Eskju Divineは、スウェーデンのGustaf(vocals & piano)、Kristian(bassguitar & backing vocals)、Daniel(drums)の3ピースバンド。この1stアルバムは、aqualungのような叙情系メロディとポストロックのようなアレンジが融合した快作です。一部のショップでプッシュされているものの、あまり話題になっていないようで、すごい残念。オフィシャルサイトのMEDIAページとMySpace.comで曲とPVを視聴できます。
Hammockは、アメリカのテネシー州フランクリンを拠点に活動しているMarc ByrdとAndrew Thompsonのインストポストロックユニット。このアルバムは、真夏に冷房器具が全く無いうえに、熱暴走寸前のPCが発する熱で溶けそうなくらい暑い部屋でよく聴きました。宇宙空間を漂っているような壮大な広がりがあるサウンドで、現実逃避するのにぴったりなアルバムです。こちらもオフィシャルサイトとMySpace.comで試聴できます。
SONG OF 2005
洋邦一切問わず。今年2005年1月1日〜12月31日の間にリリースされたシングル/アルバム/ネット配信の中から、あなたが「これだ!」と思う5曲
- 「Black Rebel Motorcycle Club/Ain't No Easy Way」
- 「Fans Of Kate/I Don't Know What To Do With My Hands」
- 「nine inch nails/The Hand That Feeds」
- 「oasis/Let There Be Love」
- 「The Tears/Lovers」
‘Ain't No Easy Way’は、「rockin'on」10月号の付録のCDで聴いたらすごいカッコよくて、アルバムも買いました。
Fans Of Kateは、1stアルバムを早く聴きたいバンドの1つです。いつ出るだろう?
‘The Hand That Feeds’は、たるんだ人間(私だよ)の横っ面を張り飛ばした、先制攻撃の曲。
oasisは‘Lyla’ではなくこちらを。オアシス祭りで初めて聴いたとき、あまりの良さにちょっと涙ぐみました。私が音楽を聴いて泣くのは、めったにないことです。
‘Lovers’はサウンドもいいし、サビの「We are the lovers, we are the lovers / Two different colours but we stand up as one」という歌詞がすごく好きです。
LIVE OF 2005
今年2005年に行われたライヴ/イベントの中から、あなたが「これだ!」と思う5つ
- 「01/13、渋谷クラブクアトロ、aqualung」
- 「08/13、千葉マリンスタジアム、nine inch nails」
- 「08/14、千葉マリンスタジアム、oasis」
- 「11/20、代々木第一体育館、oasis」
- 「12/31、幕張メッセ展示場ホール9・10・11、氷室京介(COUNTDOWN LIVE 2nd STAGE)」
aqualungはボーカルとキーボード、ギターだけで力強く美しいライブをしてくれました。
昨年のサマソニは、nine inch nailsとoasisがヘッドライナーと、私には夢のようなラインナップで、どちらも期待を裏切らないライブでした。この2バンドを呼んでくださったcreativeman様、nine inch nailsのフジロック逆オファーを断ってくださったsmash様、本当にありがとうございました!!
oasisの昨年の単独来日は、11月21日のライブが一番評判いいようですが、個人的には今まで行った数々のライブの中でも最もいい席だったこちらを挙げます。ライブそのものも良かったし。
氷室さんのライブは、とにかく氷室さんがカッコよかった!! 今年のツアーも楽しみです。
ARTIST OF 2005
あなたが「2005年を代表する」と思うアーティスト(バンド)を1人(組)選んでください。これは自分の好きなアーティスト投票ではなく、客観的に「2005年の音楽シーンを賑わせた」アーティストを選んでもらう企画です
私が好きということもありますが(^^;)、アルバムもツアーもすごい充実していたし(アメリカツアーでトラブルが起きなかったのは、めちゃくちゃ珍しくないですか?)、oasisの年だったと言っていいと思います。
MY FAVORITE OF 2005
あなたが2005年に買ったアルバムの中で、洋邦一切問わず、リリースが2004年以前のもの(つまり2004年12月31日よりも前にリリースされた作品)で、「これは良かった」「今更だけどハマってる」「何で去年これ聴いてなかったんだろう」「もっと早くに出会いたかった」等、印象に残っている、あるいはよく聴いた、好きな旧譜を5枚
- 「Electronic/Electronic」
- 「Placebo/Without You I'm Nothing」
- 「Suede/Dog Man Star」
- 「Windermere/The World Is Here」*1
- 「The Workhouse/The End of the Pier」
Electronicは、ちょっと聴いただけではあのジョニー・マーがからんでいるとは信じられないエレポップ。でも、楽しそうだからいいか(笑)。
Placeboは3月にアルバムが発売予定ですね。どうかセキュアCDではありませんように!(大祈願)
The Tearsにハマってから、本当に今更ながらSuedeのアルバムを聴きました。The Tearsと2ndまでのSuedeを比べてあれこれ言う人もいるけれど、私は全く別のバンドとして聴いています。
「The World Is Here」はちょっと手に入れにくいかもしれませんが、シューゲイザーやUK叙情派、北欧の神秘的なサウンド、ポストロックなどが好きな方にオススメです。
The Workhouseは、昨年の夏からオフィシャルサイトの更新が止まっています。今年始めにアルバム「flyover」が発売予定と書かれているのに、ちょっと心配。
昨年は、CDもライブもいいものが多くて楽しかったです。今年もいい音楽をたくさん聴けますように。